上手い発表を毎回するための準備を仕組み化する(仕事術)マーケ孔明

上手い発表を毎回するための準備を仕組み化する(仕事術)マーケ孔明

ビジネスにおいて、発表することは必須です。

自分の業務の成果を報告する、新たな顧客に商品や自分自身を売り込むなど、
あらゆる機会で発表をすることがあります。

何が起こっても確実に発表を成功させられるように、
発表方法を仕組み化する、そんな仕事術を紹介します。

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発表を仕組み化する前にすることは、主張する点を明らかにすることです。

今回の発表で最も強く訴えたいことをはっきりとさせましょう。
主張する内容が複数あるときには、最も重要なものを決めます。

時間がないときには他の話を削って、最も重要な主張を述べましょう。
こうすれば、最重要ポイントを話し損ねることがなくなります。

では、主張点が明らかになったところで、発表の仕組みを作っていきましょう。

まずはストーリーの明確化です。
はじめに「今日の話の流れ」スライドを作りましょう。

「今日の話の流れ」は、さきほど確認した最重要点が話の中心になるよう作成します。

あとは「今日の流れ」スライドから逸脱しないように、他の発表内容を決めて
発表すれば、話がまとまり、聞きやすい発表になります。

同時に自分も、何をどんな順序で話すべきかを整理できて、
発表中に何を話すべきかとまどうことが少なくなります。

次の仕組みは、文字の少ないスライドを作ることです。

1スライドあたりの文字が少ないと、聞き手はスライドを読む手間が減り、
発表者に注目してくれます。

発表者にしても、1つのスライドにたくさん文字が書いてあると、
どこから話せばよいか途方にくれてしまいますが、文字が少なければ
迷わず話すことができます。

また、1スライドあたりの文字量を減らすと、余計な情報、すなわち最も強く
主張することと関連が薄い情報が削られ、主張が伝わりやすくなります。

最後の仕組みは、文字の少ないスライドを最適な順番で並べ替えることです。

1スライドあたりの文字量が少ない分、スライドの枚数は多くなりがちです。

スライドを作るときは話の流れをじっくりと吟味し、余分なものを省き、
最適な順番に並べます。このとき、以前作った「今日の話の流れ」スライドを
参考にします。

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では、実際の発表時に起こることを考えてみましょう。

まず最も伝えたい主張と話の流れが決定しているので、
発表の大枠がぶれることはありません。

1スライドあたりの文字数が少ないため、発表中に話の内容に
迷うこともありません。

スライドの順番は主張が強まるように並んでいるので、
ただ順番にスライドをめくって説明するだけで、こちらの主張が強く伝わります。

この仕組みがあれば、発表中にパニックになっても、スライドを
消化していくだけで確実に効果的な発表をすることができるのです。

 

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