要約その2『エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』(著者:山口真由)

今回は、以下のビジネス書の要約2です。エリートの仕事術は、かなり奥が深いです。

ぜひ、ご覧になって下さいね。

●書籍名:
エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』(中経出版)

●著者:
山口 真由

私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。

その1の記事はコチラ

■納期が短い仕事、無理なお願いは「やります!」と手を挙げる。

◆厳しい仕事には2種類ある。

・仕事量が自分のキャパシティを超えそうな時に、
それを相手も分かっていて頼まれる仕事。

・明らかに通常納期より短いことを相手も分かっていて
頼まれる仕事。

これらの仕事は大変なので、みんなが避けようとする。
だからこそ、積極的に引き受けるべき。

なぜなら、厳しい仕事の場合は、無理なお願いをしているという感覚が
依頼する方にもあるため、成果物に対する期待値が低いから。

こういう時こそ、少しでも丁寧に、しかも期限を守って
仕事をすれば、通常の評価の1.5倍になる可能性は極めて高い

 

◆仕事の「速さ」は、着手の「早さ」で決まる。

仕事の「速さ」を分解すると、仕事を始めてからの「速さ」と、
はじめるまでの「早さ」に分けられる。

多くの人は着手するまでの「早さ」に難があり、
一週間後が締め切りの仕事に、6日目から手をつけたりする。

仕事の「速さ」は、着手の「早さ」こそ重要である。

 

◆メールは上から順に返信する。

メールを返信するときに、未読メールの中で一番古いものから
返信する人が多いが、新しいものから順番に返信する。

理由は2つあり、1つ目は「即レス」だけが、速いという鮮明な
イメージを植え付けることができるため。

2つ目は「即レス」が一番簡単なため。

例えば仕事の依頼を受けた場合、即レスであれば
「承知しました」の一言で終わりだが、返信が遅くなると
「返信が遅れ、申し訳ございません」などの書き出しから迷う。

 

◆はじめてのことは、自分の頭で考えない。

確実性が求められる仕事は人に聞いてしまう。
重要なのは、「自分の頭で考えるべきこと」と
「人に聞いてしまって良いこと」を適切に見分けること。

確実性が求められる仕事の多くは、誰がやっても
同じ結果になる。

はじめての仕事は分からないことが多く、時間もかかるが
確実に知っている人が世の中にはたくさんいる。

だとすれば、自分の頭で考えず、人に聞いた方が良い。

 

◆エリートとは、100人中33番を取り続ける人のこと。

エリートと聞くと、1番を取り続けている人のイメージが強いが
実は違う。「戦略的に1番を狙わない」人こそ、より小さな力で
より大きなリターンを得ることができる。

例えば、東大に合格する事実を手に入れたいのであれば、
1番で合格しようと、600番で合格しようと、目標の結果としては同じ。

1番で合格しようとすることは、いかにコストパフォーマンスが
悪いか、明らか。

「3分の1」に入り続けることがベスト。
口先だけの「目標1番」よりも、少し努力すれば確実に入れる
「3分の1」を目標にした方が現実的で、本気で目指し続けることができる。

 

続きは、別記事の「その3」に書きたいと思います。

●書籍名:
エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』(中経出版)

●著者:
山口 真由

 

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