要約2「日常業務の75%を自動化する テンプレート仕事術」(著者:信太 明)マーケ孔明
今回は、以下のビジネス書の要約2です。テンプレート仕事術が優れていることは疑いの余地が
ありません。しかし、それを継続させるためにはコツが必要です。ぜひ、ご覧になって下さいね。
●書籍名:
『日常業務の75%を自動化する テンプレート仕事術』(東洋経済新報社)
●著者:
信太 明
引き続き、私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
■前回の「要点1」はコチラ。
■テンプレート仕事術を継続させるヒント
★テンプレート化の導入を遠ざける3つのハードルとは?
・テンプレートを作るのは面倒。要領よく仕事をすれば
テンプレートなんて作らなくても良いのでは?
・継続することは苦手だから、テンプレート化を進めても
途中でやめてしまうに違いない。
・そもそもテンプレートの作り方など分からない!
これらのハードルを乗り越える必要がある。
■目的のないテンプレート化は長続きしない。
★テンプレート仕事術の先にあるものの姿をイメージする。
■テンプレート化の第一歩は記録
★失敗も成功もテンプレートの種として保存する。
■仕事をテンプレート化する3つのテンプレート
★テンプレートを作成する手順。
・「5W2H」
仕事の目的をはっきりさせる。
※Who (私が)
※Where (会社の左上の棚)
※When (クライアント先に営業に行く前日18時に)
※Why (時間と気持ちに余裕を持って商談できるように)
※What (必要な所持品を素早く取り揃えることを)
※How (チェックリストを作ることで実行する)
※How much (5分・時給2,000円なら約167円)
↓↓
・「時系列」
目的を達成するために必要な要素を、「時系列」もしくは
「大分類・中分類・小分類」に沿って分類する。
※時間軸の流れ
アポイントの取得 ⇒ 3日前 ⇒ 前日18時 ⇒ 当日の朝 ⇒ 出発直前
※工程の流れ
アポイントメントの確定 ⇒ 必要な持ち物の確定 ⇒ 調達・用意 ⇒ 確認
※大分類
【資料】【文房具】【その他】
※中分類
【資料】(すでにある資料・新規で用意する資料)
【文房具】(メモ帳・ボールペン・電卓)
【その他】(財布・名刺・時計)
↓↓
・分類した項目やチェックリストやマニュアルなどの枠組みにし、
それぞれに効果的なやり方や注意点など、自分で経験し、記録、保存
しておいた知見やコツを当て嵌める。
■定型書式を使い回して文書作成の時間を削減する。
★もっともテンプレートの使用頻度が高い文書作成。
■イベントの事前準備&情報共有もテンプレート化。
★多くの人が関係するほどテンプレート化の恩恵は大きい。
★取材の準備もテンプレート化で準備万端。
■メールの使い方でビジネスパーソンの可処分時間は大きく変わる。
★社外の人、クライアントへのメールでは、定型文書にプラスαを。
★メールをいつでもすぐに出せることはビジネスの武器になる。
★メールソフトの署名機能を使った1秒メール術。
■電話でアポイントメントが取れる可能性が高まるテンプレート。
★ねらい目は「朝、休日、雨」。
★アポイントメントを入れる時間は4か所に絞る(15時~、13時~、17時~、11時~)
■アドリブや経験に頼らない電話対応スクリプト
★誰でもなぞるだけでアポイントメントが取れる。
■初回訪問の前に確認しておくチェックリスト。
★相手企業の予習をしておく。
★コーポレイトサイトの見どころにもコツがある。
■危ない会社を一目で見抜くテンプレート
★現地に10分前に到着してやるべきこと。
・入居しているビルの外観チェック
・同居している他の企業の表札チェック
・ビルのテナントの空き具合チェック
★商談の中から危険度を見抜く。
・ビル内の清掃は行き届いているかをチェック
・エントランスは綺麗に整理されているかをチェック
・ホワイトボードのスケジュールが埋まっているかをチェック
・電話が鳴っているかをチェック
・社内清掃が行き届いているかをチェック
・社員の挨拶をチェック
…など、他にも様々シーンに合わせたテンプレートが存在する。
ぜひ、以下の書籍を参考にされることをお勧めします。
●書籍名:
『日常業務の75%を自動化する テンプレート仕事術』(東洋経済新報社)
●著者:
信太 明