要約2「残業ゼロ!仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術」(著者:吉山 勇樹)マーケ孔明
今回は、以下のビジネス書の要約2です。仕事やビジネスを、いかにスピードアップできるかに
焦点を当てた、実用的な内容になっています。ぜひ、ご覧になって下さいね。
●書籍名:
『残業ゼロ!仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術』(明日香出版社)
●著者:吉山 勇樹
私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
●前回の「要約1」はコチラ
■劇的!スピードアップの技術。
★「たったの5分」を大切にする。
もし、急に10分間の空き時間が出来たとしたら
あなたは何をするか?
仕事ができる人は、こういった空き時間をどう使うべきか
予め知っており、すぐ行動をとれる。
仮に1日に10分間の空き時間が1回あるとして、1カ月20日間稼働として
毎月200分、年間で40時間もの時間があることになる。
少しの時間も無駄にしない!という強い意志が必要。
★チマチマメールはやめて、即電話する。
メールは文書として裏付けを残すという意味では重要なツールだが、
スピードアップには弊害になる。
電話であれば書く手間もいらず、文書では伝えられない、
より感情面も含めたコミュニケーションができるため、
非常に手っ取り早い手段だと言える。
★集中できる時間、集中できる仕事。
人間の集中できる時間は、せいぜい30分から1時間。
苦手な仕事からやるという考え方もあるが、集中して取り組める
仕事を選り好みして、前に進めた方がよいケースも多い。
★仕事は毎日コツコツ、先行逃げ切り型で。
★簡単かつ効果の上がるところから手を付ける。
★やった方が良い仕事を、やらなくてはいけない仕事と勘違いしない。
必ず「なぜ、この仕事をやった方が良いのか?」と最初に自問自答し、
それでも分からなければ聞く習慣をつける。
★小さな仕事はどんどんさばく。
即処理できる仕事を貯め込まずにどんどんさばいてしまうことで、
自分の手持ちの仕事を減らし、本来集中すべき仕事をじっくり
こなすことができる。
★一発OKを目指さない。
完璧に仕上げたつもりの仕事を、上司からダメ出しの嵐をくらい、
結局最初からやり直しというケースはよくある。
これを防ぐために2つの方法がある。
※やりっぱなし仕事を徹底的になくす。
ひとつの仕事が終わったらすぐ次の仕事に移るのではなく、
その仕事に不備はないか?改善案はないか?とさらなる
フォローアップをすることで、より完成度が高まる。
※こまめに確認をとる。
進捗率100%まで仕事をやって提出すると、理解違いなどの
ギャップでダメ出しをくらう場合がある。
そのため、進捗率30%、50%、70%と一定の進捗時点で
経過チェックをしてもらう。
★上司に使われず、上司を使う。
「ボス・マネジメント」で従来なら上司にマネジメントされる側だった
部下や後輩が、上司や先輩をマネジメントし、結果、成果を上げていく
ことも求められる世の中になってきている(既に欧州では流行)。
★仕事をどんどん切り捨てる。
とにかく、余計な仕事はバッサリと切り捨てることのできる人こそ、
効率よく仕事をこなしている。
★認識はその場で合わせる。
リアルタイムで議事録をとり、会議の場所ではプロジェクタで投影して
おくことで全員の認識合わせを実施すると有効。
★気が引ける仕事ほど早く処理する。
クレームや信用低下に繋がる可能性があるトラブルやミスこそ
迅速に処理することは重要。
★仕事は小刻みに進める。
ホップ、ステップ、ジャンプと段階的に進めていくことで、
着実に前進することができる。
★ソウレンホウの法則
報告⇒連絡⇒相談の順番ではなく「相談⇒連絡⇒報告」の順番がお勧め。
以上が要約2になります。
次回は引き続き、要約3をお届けします。
●書籍名:
『残業ゼロ!仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術』(明日香出版社)
●著者:吉山 勇樹