要約1「最高の自分」をつくるプロフェッショナル仕事術(著者:児玉 光雄)マーケ孔明

今回は、以下のビジネス書の要約1です。よくあるハウツー本とは違い、

本質的な部分から「最高の自分」をつくるためのレッスンをしてくれます。

ぜひ、ご覧になって下さいね。

●書籍名:

「最高の自分」をつくるプロフェッショナル仕事術』(フォレスト出版)

●著者:児玉 光雄

私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。

 

■まずは自分の才能を見つけ出す。

★才能は1つだけでいい。ただし、それで負けてはいけない。

多くの人が努力をすれば、黙っていても才能が身につくと考えて、
日々努力を積み重ねる。

しかし、コップが小さいと、すぐにそのコップは水で満たされ、水は溢れ出す。
つまり、コップの容量以上の水をコップに満たすことができないことを
あなたは知る必要がある。

コップの容量とは何か?
それは「自己イメージ」である。

努力の違いというよりも、自己イメージの違いが成果の違いを生み出す。

自己暗示の世界的権威であるマウスウェル・マルツ博士はこう言っている。

「自己イメージは人間の個性を創り、その行動を左右するのです。
 自己イメージを変えたら、個性も行動も変わるのです。
 それだけではありません。自己イメージは、その人が達成できる
 目標をも規制します。自己イメージが大きくなれば、達成可能な
 目標も大きくなるし、あなたが持っている可能性や新しい才能も
 膨らむのです」

自己イメージの対象は、あなたの最も得意な領域に絞り込まれるべき。

 

★あなたの知らない素質に気づく。

最高の自分に巡り合うには、「自分を愛すること」が重要。
自分を愛することができない人は、自分を高めることができない。

「自分を愛する」という行為は、自分の潜在能力を目一杯発揮すること。

一流の人たちは、天賦の才能があったから一流になれたのではない。
自分への愛情が半端でなかったから、すごい得意技を身に付けることができた。

あなたは、これから50年以上生きるかもしれないし、明日交通事故などで
死ぬかもしれない。精一杯自分を愛しながら、切迫感を持って今日を生きるべき。

「努力」は「成果」を上げるために行う行為。

自分の能力の限界を見極めることなく人生を終えるのは、
とてももったいないこと。

 

★自己イメージを書き換えて奇跡を起こす。

コーネル大学のS・J・セシィらの研究によると、自分の身に起きた
出来事は、「乗数効果」によって説明できる。

「ある分野で偶然起こったちょっとした偶然性が、一連の出来事を
生み出し、それがのちに、はるかに大きな優位性につながっていく」

ただ努力するだけでなく、より高いレベルの環境に身を置く工夫をする。

高いレベルの環境で努力を積み重ねることが、一流の仲間入りをする
ためには不可欠。

そして、さらなるよりよい環境で練習できるという幸運に恵まれる
ためにどんどんレベルアップする。

普段からの努力は欠かしてはならないが、私たちは一瞬で
自己イメージを変えることができたら、その日を境に劇的に上達する。

 

★潜在能力のパワーを活かす。

自分がまだ巡り合ったことのない潜在能力を信じるから始める。
残念ながら、潜在能力のパワーを信じない人に、人生の軌跡は起こらない。

 

★「才能」は誰もが持っている。

いつの時代でも「努力」なくして才能が身につくことはない。

絶え間ない、しかも正しい努力が、才能という刃を磨き上げる
唯一の研磨剤であることは紛れもない事実。

ほとんどの人間にとって、素質とか開始時期は主要な要素ではない。
人間という存在は、生まれた瞬間、あらゆる分野において世界
レベルのトップクラスになる可能性を持っている。

私たちは死ぬまで成長できるようにつくられている。

 

★「やらされている仕事」を「自発的にやる仕事」に変えていく。

辿り着きたい目標を設定した上で、努力を積み重ねれば夢を実現できる。

最高の自分に巡り合うためには、なんとしても人生の主導権を
保持して、自分が人生の主人公になることが求められる。

自分が主人公になっている人は「自分が仕事をこなしている」
という感覚が持て、一方で仕事が主人公になっている人は
「やらされている仕事」になっている。

自分が主人公になるためには、どうすれば良いのか?

・まず、現実を見据えること。

・目の前の仕事に感謝すること。

・具体的な夢があるなら、それを実現するために
できるだけ早い時期にスタートさせること。

・仕事において、徹底的に自分流を貫く。
なり振りかまわず、自分流を仕事の中に確立していく。
(ただし、成果を上げるための自分流である必要がある)

・自分の仕事に対するこだわりを、上司にしっかりと
訴えていけばいい。

・目の前の仕事の最終責任者は上司ではなく、あなた自身。

・自分の評価は、逆境のときにどれだけ頑張ったかで決まる。

・どんなときでも、自分流を貫いて仕事に誇りを持ってのめり込む。

 

以上が要約1になります。

次回は、要約2をお届けします。

詳細はぜひ、以下の書籍を読んでみて下さいね。

 

●書籍名:
「最高の自分」をつくるプロフェッショナル仕事術』(フォレスト出版)

●著者:児玉 光雄

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