要約その3『エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』(著者:山口真由)

今回は、以下のビジネス書の要約3です。どんなルールに則って仕事に取り組めば

圧倒的な仕事効率を得られるのか?必見の内容です。

●書籍名:
エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』(中経出版)

●著者:
山口 真由

私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。

その1の記事はコチラ
その2の記事はコチラ

■80点から100点の労力は、0点から80点の労力の2倍。

◆100点満点の仕事を目指すことは、多くの場合正しい目標とは言えない。

0点から80点までは、勉強した分だけ点数は確実に上がっていく。
しかし、80点から90点にするには、10点分しかミスができないため、
「ここは細かい議論だから無視しても大丈夫」と省略せずに、細部まで
しっかり覚えこむ必要があるため、0点から80点にするのと同じ労力が必要。

これが90点から100点を目指すとなると、1点もミスできないため、
「ここはまず出ない」というところまで、もしもに備えて押さえる必要があるため。
0点から80点にする労力の2倍必要になる。

このことからも、80点がコストパフォーマンスの限界であり、
90点や100点を目指すと、かけるコストに比例した効果が得られなくなる。

 

■取り返しのつかない失敗は絶対にしない。

◆「失敗こそ成功の糧」という言葉があるが、失敗には2種類ある。
それは、「セカンドチャンスが許される失敗」と「一発アウトの失敗」。

◆声を出して読み上げると、まわりの人がミスに気付く。
「取り返しのつかない失敗(一発アウト)」は、誰に目から見ても明らかなため、
他人の目で確認してもらうことが有効。

例えば、裁判官や医療現場でも「声出し」を徹底している。

 

■会議は「ボール占有率」より「ゴール」。

◆話すことはリスク
一般的に人は、聞くより話すほうが好き。

社会人になって、自分のことや自分の意見を話し続ける人がいるが、
こういう人は2つのリスクを抱えている。

1つ目のリスクは、人の話を聞く機会を失っていること。
2つ目のリスクは、話せば話すほど反感をもたれやすいこと。

サッカーでは、ボール占有率という、どれだけ試合を支配していたかを
測る数値があるが、ボール占有率が高くても試合に負けてしまうチームがある。
結局、シュートとそのゴール数によってのみ、勝負は決まる。

これは会議でも同じ。メインスピーカーになって自分の話を続けるよりも、
むしろ的確な決定打を放つ方が、会議の結論に大きな影響を与える場合が多い。

 

■仕事は何を「しないか」からはじめなさい。

◆「ToDoリストを作りなさい」と言われて、アレコレ盛り込むと
「果たすべきタスク」が増えるばかり。

そのうち、「果たされていないタスク」ばかりがならぶリストにうんざりする。

むしろ、「これはやらない」を明確にして、「やらないことを排除」した方が、
やるべきことに集中でき、刻々と変わる今やるべきことにイライラせずに対応できる。

 

■どちらにするか迷ったら、「代わりがきくか」で選ぶ。

物事を選択するのに迷う理由は「自分基準」だからであり、
「どちらが自分にとって有利か」を考えるから。

そうではなく、「相手基準」を取り入れることにより、
物事の選択にあまり迷わなくなり、選択した内容に後悔もしなくなった。

相手基準」とは「どちらの選択の方が、より“自分の存在を代わりのきかない”
ものとして重視してくれているか」という意味。

 

以上が私が書き留めておきたい要約になります。

その1の記事はコチラ
その2の記事はコチラ

ご興味があれば、ぜひ以下の書籍を読んでみて下さいね。

●書籍名:
エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』(中経出版)

●著者:
山口 真由

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