要約1「仕組み」仕事術(著者:泉 正人)マーケ孔明

今回は、以下のビジネス書の要約1です。仕事やビジネスで成功する上で
「仕組み化」は極めて重要です。ぜひ、ご覧になって下さいね。

●書籍名:
最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』(Discover)

●著者:泉 正人

私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。

 

■なぜ「仕組み」が必要なのか?

★ケース1:
達人シェフのハンバーグを、学生でもつくれる簡単なレシピに
落とし込み、「達人の味・絶品ハンバーグ」として店舗メニューに
入れることで、誰でも作れる美味しい人気料理になった。

★ケース2:
経理を母親一人に任せていたため、突然病気で他界した時に
「どういう流れでお金がまわっているのか」「どこに、何を、いつ、
いくら振り込むか」などが全く誰も分からなかった。

つまり、何かがあったときに他の誰かが対応できる「仕組み」を
作っていなかった。

★ケース3:
目の前の仕事に追われ、今ある業務をまわすだけで一杯になって
いては、新しい仕事を生み出すことができない。

 

★個人の才能や努力では越えられない壁がある。

 

★「仕組み」とは、
「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のこと。

 

★「仕組み」をつくることによって、仕事は単調な日々の繰り返しから、
次のステージへ進むことが可能となる。

 

★できるビジネスマンは「仕組み」づくりができる。

 

★能力が高いだけでは「できるビジネスマン」とは言えない。
高い能力を身に付けた上で、【それを「仕組み」にする】ことが
できること。

 

■「仕組み化」が必要な仕事と、そうでない仕事。

★あらゆる仕事が「仕組み化」できるかというと、そうではない。

 

★「作業系の仕事」は「仕組み化」する。「考える系の仕事」は
「仕組み化」できない分、積極的に取り組む。

 

★「作業系の仕事」を徹底的に「仕組み化」して楽をし、その分
「考える系の仕事」に時間の大半を使うイメージ。

 

★コミュニケーションをともなう仕事にも「仕組み化」をつくる。

※成功体験を「仕組み化」する。
ポイントは、その都度ゼロから始める無駄をなくすこと。

※ルーチンワークを「仕組み化」する。
考えなくても良いことに、わざわざ頭を使う必要はない。

 

★時間をいくらかけても売上増には直結しない業務に関しては、
むしろ「仕組み化」することで効率化を図り、かけるコストを
最小限にするべき。

 

★「仕組み」づくりは、将来の自分の時間への投資。
今、仕組みをつくっておくことで、後でどれだけ楽をできて
自分の時間を生み出すことができるか?

 

★「仕組み」でチームを動かす。
「他人の能力」を信頼して任せられるようになること、
それこそが、人を動かす立場にあるビジネスマンにとって
必要なスキルである。

彼らがその仕事を問題なく実行できるような「仕組み」をつくって、
そのうえで仕事を任せなければならない。

 

★上司が部下に、そしてチームに対してやるべきことは、
まず部下やチーム全体が働きやすくなるための「仕組み」づくりである。

 

★新人や若手ビジネスマンに必要なのは「成功者の真似」。
出来る人、仕事を効率よくこなしているビジネスマンというのは、
自分の「仕組み」が出来ている人なので、その「仕組み」を真似る。

 

★問題があるち感じたら、まず「仕組み」を見直す。
チームや会社が上手くいっていないと感じたら、特定の要素や誰か個人の
せいにする前に、まず「仕組み」を見直してみる。

 

以上が要約1になります。

次回は、要約2をお届けします。

●書籍名:
最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』(Discover)

●著者:泉 正人

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ