要約2「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」(著者:河野 英太郎)マーケ孔明
今回は、以下のビジネス書の要約2です。ビジネスで絶対に欠かせないのが「メール」ですよね。
メール作成や配信に関するコツやノウハウが満載ですので、ぜひご覧になって下さいね。
●書籍名:
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』(ディスカヴァー)
●著者:河野 英太郎
私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
●前回の「要約1」はコチラ
■メールのコツ
★件名を工夫する。
・いかにメールをうまく利用できるかが、
仕事のパフォーマンスを左右する。
・大量のメールが届いている中、タイトルだけで内容が判別できる
形で送信できると優先度が上がる。
~例~
×「〇〇会議について」
○「資料請求:〇〇会議」
他にも、メールに注目してもらうために【要ご対応】【緊急】といった
表記も効果的。逆に優先順位が低い内容の場合は、あえて【業務外】
と明記すると、忙しい受信者からは「できる」と感心される。
★宛先を明確にする。
・宛先やCCに複数のアドレスが入っている場合、誰宛のメールなのか
判断しにくい場合がある。そのため、メインの対象者の名前を
本文の冒頭に必ず「〇〇さん」と固有名詞を入れておく。
・役職で「〇〇課長」などと呼びかける場合もあるが、できれば
「〇〇さん」と「さんづけ」が便利で良い。人事異動の確認の
手間も省け、降格人事が増えている昨今、コミュニケーションの
阻害要因になる可能性もあるため。
★BCCを有効活用する。
・メールを送信する際、相手に見える「CC」と、相手に見えない
「BCC」がある。「BCC」の活用が重要。
・「善意・悪意のReply Allの回避」
・「宛先が示す意図の隠蔽」
⇒ 催促や注意喚起など、言いにくいことを「宛先多数につき
BCCにて失礼します」と書きながら、実はその人だけに
BCCで送付する、という手法をとれば、カドを立てずに
ものが言えず。
・宛先欄がダラダラと長く表示されることの回避。
メールでは、あなたのマナーも見られている。
★一人称は、「私」にする。
・メールの中で自分のことを「小職」「当職」「弊職」と
職名で呼ぶメールを目にすることがあるが、おススメできない。
(職自体に意味のあることを誇りつつ、庶民に対して「へりくだった」
表現をするので、若干「見下した」感のある表現であるため)
★結論を最初に書く。
★箇条書きにする。
・それぞれのレベル感を一致させる(文体の一致・要素の一致)。
・羅列しすぎない(箇条書きは多くても7項目まで)
★受信者にスクロールさせない。
・ビジネスメールにおいて、受信者に「スクロールを強要」する
メールは見て貰えないメールの典型。
・簡潔に書く、無駄な人為的改行は行わない。
★一歩踏み込んだ内容にする。
★すぐ返信する。
★チャットも利用する。
次回は「要約3」をお届けします。
●書籍名:
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』(ディスカヴァー)
●著者:河野 英太郎