要約4「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」(著者:河野 英太郎)マーケ孔明
今回は、以下のビジネス書の要約4です。仕事をする上で、チームワークは生命線だと言えます。
チームワークを発揮して成果をあげるにはどうすればよいのか?ぜひ、ご覧になって下さいね。
●書籍名:
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』(ディスカヴァー)
●著者:河野 英太郎
私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
●「要約1」はコチラ
●「要約2」はコチラ
●「要約3」はコチラ
■チームワークのコツ
★人には「動いていただく」もの。
・チームで仕事をすることの意義は、言うまでもなく
一人ではできないことをメンバーで分担し、より大きな
目標を達成させること。
・人は感情があるので、チームのパフォーマンスはメンバーの
モチベーションに大きく左右される。
・そのため、チームはメンバーのモチベーションに配慮する
必要がある。
・一番してはいけないのは命令口調を使うこと。仕事を頼むときは
「動かす」ではなく、「動いていただく」気持ちがなくては
パフォーマンスは上がらない。
★相手が大切にしているものを知る。
・色々な人が集まってこそチームなので、ひとりひとり大切にして
いるものは異なる。相手の大切にしているものを尊重してこそ
ハイパフォーマンスが望める。
決して自分の価値観だけで常識を決め、その基準を相手に
当て嵌めてはいけない。
★情報は整理してから伝える。
・経緯や目的、期限や意義などは分かりやすく言葉を尽くして伝えるべき。
★チームの発展ステップ「4つのH」を理解する。
・フレームワーク
・第一段階【Honeymoon】
※何をやっても楽しい。
※発見の連続。
※「この人はなんてすばらしいんだ!」
↓
・第二段階【Hostility】
※だんだんアラが見えてくる。
※「むかつく!」
↓
・第三段階【Humor】
※異なることを全てひっくるめて笑いに変えられる。
※「もう、しょうがないなあ」
↓
・第四段階【Home】
※お互い歩み寄り、それが普通になり、自分のものになる。
※「あれをアレしておいて」
★任せきる勇気を持つ。
・リーダーがチームを細かく管理しすぎると、チームは上手くまわらない。
・特に若いころを「優秀なメンバー」として過ごした人が、初めてリーダーに
なった時に気をつけなければならない落とし穴。
★手が届くフライ球は自分が捕る。
・フライを捕る人が明確な場合は、その人に気付かせて捕ってもらう。
・誰が捕るべきか明らかでない場合は、迷わず「あなた」が捕る。
理由は以下の3つ。
※ポテンヒットを防いだことで、チームの作業が予定通り進む。
※人より多く仕事することで、経験値が増え、能力が上がるという
形のない財産を得ることができる。
※あなたへのチームからの信頼が集まる(これが最も大きな効果)
★ポジティブフィードバックには理由を添える。
・褒める時は、「お世辞」という褒めることが目的の
アクションを起こしてはいけない。
・褒める時、感謝する時は、できるだけ具体的に伝える。言われた側は、
どういう行動がチームに喜ばれるのかが明確に理解できるため、その後の
行動に具体的に反映できる。
★自分のために人を育てる。
★「あいつ使えない」は敗北宣言と考える。
★愚痴と意見を使い分ける。
・愚痴…言っても仕方ないことを言って嘆くこと。
・意見…ある問題に対する主張・考え・心に思うところ。
・リーダーは、メンバーの愚痴を聞くことも仕事。
★多重人格になる。
・自分の性格の引出しから、相手と相性のいいパーツを取り出して表に出す。
続きは、次回の要約5でお届けします。
●書籍名:
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』(ディスカヴァー)
●著者:河野 英太郎