要約3「最高の自分」をつくるプロフェッショナル仕事術(著者:児玉 光雄)マーケ孔明
今回は、以下のビジネス書の要約3です。一流のスポーツ選手の成功方法と
ビジネスにおける成功方法には共通点が無数にありますね。
ぜひ、ご覧になって下さいね。
●書籍名:
『「最高の自分」をつくるプロフェッショナル仕事術』(フォレスト出版)
●著者:児玉 光雄
私が読んで重要だと思う個所をピックアップしますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
■集中力の達人になるための方法
★情熱と熱意こそ集中力のガソリンである。
例えば、あらゆるスポーツ種目において、勝者と敗者を
隔てているのは、派手なプレーではなく、あまり目立たない
忍耐力を要するプレー。
多くの場面で、ただ忍耐を持って集中力を切らさず
プレーするだけで、相手は自滅してくれる。
「終わってしまった過去のことを悔いる」
「まだ来ていない未来のことを思案する」
ために、恐怖心だけが増長して不安になってしまう。
「人間はいまの一瞬しかない」そう考えて行動することが
できれば、集中力は黙っていても高まる。
※集中できる場所をつくる。
★「ゾーン」こそ、最高レベルの集中力である。
「ゾーン」とは、何もかもうまくいく最高の状態。
内発的モチベーターを持つ人に、ゾーンは訪れやすい。
一般的な人が抱く恐れとか恐怖感と言った場面でも、
自己目的的な自己は楽しい挑戦に変換してしまう。
何事にもあれこれ迷うことなく、自己決定できる。
何事もなんらかの目的を見つけて、納得して自発的にやること。
人生のテーマを1つに絞り込むこと。
一番大切な仕事にたっぷり時間をかけて、最大の情熱を傾ける。
それこそ一流の「集中仕事術」である。
★自分との対話ノートを活用し、自分自身を深く知る。
メンタル面に好結果を与えるのが「自分との対話ノート」。
「いま一番手に入れたいものは?」
「それを手に入れるために解決するべきことは?」
「最近経験した最高のビジネスシーンは?」
「いま抱えている最大の悩みは?」
これらの設問に対して、自分の思ったことを書き込む。
自分にとって本当に大切なことは何かということに、
改めて気づかされることもある。
自分が本当に望んでいることや、現在の自分の置かれた
状況などを冷静に見つめなおし、目標に対して新鮮な
気持ちで取り組むことができる。
スポーツもビジネスも同じで、ただ漠然と練習している
だけ、努力しているだけでは、スポーツやビジネスの
上達はほとんど期待できない。
自分のやったこと、あるいはそのとき考えていることを
形に残すこと、そして時おり振り返って自分の進むべき
方向を確かめることが、仕事への集中力と効率化に
貢献してくれる。
★内なる自分との対話が、成功への道を開く。
人生を成功に導くためには、左脳ではなく右脳を
研ぎ澄ますこと、普段から右脳を研ぎ澄ませて、
わずかな感覚の違いに敏感になること。
晩年、人生の成功者たちの多くが、自分を成功に
導いたのは「内なるもう一人の自分」と対話する
時間を確保したことであると述べている。
★メンタルリハーサルを駆使して、
パフォーマンスを向上させる。
「メンタルリハーサル」とは、自分の望ましい姿を視覚化して、
鮮明にイメージすることで、脳がそれを現実に再現するように
働きかけるテクニック。
一流のスポーツ選手が本番の舞台に立った時にやることは
ただ一つ。「過去に積み上げた視覚化によってつくり上げた
イメージを、そのまま再現することに他ならない。
自分が望ましい結果を得ている姿を視覚化することで、
それが現実になることは、決して珍しいことではない。
視覚化テクニックは、モチベーションを上げる効果もある。
物理的に不可能なこと以外、頭の中に描いたことは
ほとんど達成可能である。
以上が要約3になります。
次回は、要約4をお届けします。
詳細はぜひ、以下の書籍を読んでみて下さいね。
●書籍名:
『「最高の自分」をつくるプロフェッショナル仕事術』(フォレスト出版)
●著者:児玉 光雄